【将棋名人戦中継】藤井聡太名人ー永瀬拓矢九段 究極の対決をライブで【第83期将棋名人戦第2局1日目】(ライブ中継終了後、アーカイブはユーチューブ「囲碁将棋TV」の有料会員限定になります)
美しく離陸して勝利へと羽ばたくのはどちらか――。藤井聡太名人(22)=竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦している第83期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局が29日、東京都大田区の羽田空港第1ターミナルで行われる。
研究パートナーでもある両者のタイトル戦。藤井名人は3連覇を、初挑戦の永瀬九段は初の名人位を懸ける。開幕局を制した名人は一気の連勝を、挑戦者は1勝1敗のタイを目指す戦いだ。
- 棋譜再生はこちら(有料会員限定) 名人戦七番勝負第2局
対局は藤井名人の先手で29日午前9時に始まり、午後6時半に封じ手時刻を迎える。立会人は中村修九段(62)、朝日新聞副立会人兼解説者は阿久津主税八段(42)、大盤解説は佐藤天彦九段(37)、聞き手は武富礼衣女流初段(25)、記録係は入馬尚輝三段と吉田響太三段が務める。
2日間にわたって戦われる第2局の模様をタイムラインで徹底詳報する。
18:30
永瀬九段が封じる 「待ち方いろいろ」
時計の針が午後6時半を指すと、手番の永瀬九段がすぐに封じ手の意思を示した。
局面の手は広いようで、阿久津八段は「待ち方はいろいろありますが、△5二玉を予想します。理由は……他の人と違うからです。△8五歩でいけると踏み込んできたら相当ビックリしますね」。対局再開後に千日手となる可能性もあると分析している。「1~2割くらいですが、藤井名人の考えによっては、午前9時半から10時に成立する可能性もあります」
仮に2日目の千日手成立とな…